JALの787が2012年4月22日ボストンに就航しました。
そのファーストフライト及び1日遅れとなった4便目のフライトの報告です。

JL8 成田出発(2012/4/22 11:30)

10:05から成田空港の70番バスゲート付近でセレモニーがありました。
松本潤さん、千葉県知事の森田健作さんなどが来賓として招かれていました。


搭乗記念品をいただきました。
搭乗証明証
ミニボストンバッグ
クリーニングクロス

787は機体の50%が東レの炭素繊維複合材で作られています。
東レのトレシーで作られたクリーニングクロスです。
ペーパーウエイト

このペーパーウエイトは、客室の窓として実際に使用されていた強化プラスチックを、JALグループの整備士が一つ一つ手作業で磨き上げたものです。
成田そらあんぱん

・つぶあんぱん
・さつま芋あんぱん
食べてしまったので写真がありません

オープンタラップからの搭乗でした。


搭乗機はJA822J、奥にJA825Jもスタンバイしていました。

消防車の放水アーチの中から出発しました。
しかし、機外カメラがないので、機内からは見ることができません。

JL8 ボストン到着(2012/4/22 11:20)

消防車の放水で迎えていただきました。
ターミナルEのゲート4に到着しました。
たくさんの関係者のお迎えをいただきました。



同じ時刻の国際線到着便が少ないせいか、入国はとてもスムースでした。

JL7 ボストン出発キャンセル(2012/4/25 13:10)

ラウンジは出発階の3階から降りた2階のBAラウンジです。
入口にJALの表示がまだありません。

搭乗時刻の前からゲートで待っていたのですが、なかなか出発の気配がありません。
出発時刻が19時に変更になった時点で昼食のクーポンが配られました。
ビジネスクラスには$20(ただし、アルコールは除く)でした。


16時頃、出発が翌日の同じ時刻に変更となりました。
一部の方に対しては、ロンドン経由の帰国という手段も提示されたようでした。

私は特典航空券だったのでWyndham Boston Chelseaに案内されました。
多くのビジネスクラスの方は空港内のヒルトンホテルに案内されたようでした。
夕食分として$30、朝食分として$20の計$50お食事下さいと言われました。

JL7 ボストン出発(2012/4/26 13:10)

シートベルトサインが消えた後、機長から昨日のトラブルの報告がありました。
ちなみに、この機体は初便と同じJA822Jでした。
  1. ボストンへの到着時にコンピュータの異常が発生した。
    予備のコンピュータに切り替えて無事到着した。
  2. 到着後全ての電源を切り、システムの再起動を行った。
    全ての機器が立ち上がるまでに約1時間を要した。
    この作業により異常を起こしたコンピュータは正常に戻った。
  3. ログを調べたところ、水平尾翼のモーターに問題があることが分かった。
    ニューヨークの部品センターから部品を取り寄せるため、出発を19:00に変更した。
    しかし、787用の部品は特殊で、ロスから取り寄せることになり、出発が翌日に変更され た。
  4. 夜中の3時頃部品が到着し、交換を行い、全ての機器が正常に戻った。

機内について

ビジネスクラスのシートは横幅が若干広いように感じました。
機外カメラが付いていないので、離着陸時の楽しみが減りました。
787は機内でキーンという音が気になるという話でしたが、私は気になりませんでした。
ウォッシュレットはビジネスクラスのトイレに付いていましたが、エコノミークラスのトイレには付いていませんでした。
ANAの様な機内コミニュケーション機能は付いていないようでした。

感想

787の1stフライトのためある程度のトラブルは覚悟の上でしたので、1日遅れの帰国となりましたが楽しい旅行となりました。

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